岩津ねぎの生育状況 2022年10月初旬
こんにちは、10月に入ってから
気温が一気に下がって
朝晩はすっかり肌寒くなってきましたね
私たちが栽培する兵庫県の伝統野菜である岩津ねぎにとっては
成長が加速するタイミングでもあります
今年の夏はとにかく暑かったですよね
6月後半から突然の猛暑が始まり
一度は梅雨明け宣言が出されたと思ったら
そこから連日の降雨で圃場に入れず
正式に梅雨が明けてからは連日の猛暑日が続いて
炎天下での草引きは心が折れそうでしたよ
岩津ねぎにとって高温多湿は最も避けたい状況ですが
雑草たちにとってはとても心地よい環境だったのか?
今年は例年になく雑草が繁殖してしまいました
本当ならばこまめにキューホーを入れて
雑草で悩まされることが無いようにと計画を立てていましたが
たび重なる降雨でキューホーを入れることもできず
ただただ梅雨の終わりを待つしかありませんでした
この圃場も夏場はネギがなかなか育たず、雑草ばかりが大きくなって見るに堪えない状況でした
朝晩の寒暖の差が出はじめる9月中盤以降はようやく岩津ねぎも成長し始めています
こちらの圃場の岩津ねぎは青葉はピンと伸びて、首元も太く立派に成長しています
圃場によって個体差が出る理由として連作や水はけ等が挙げられますが
限られた圃場の中で栽培することを考えると、なかなか難しい課題です
この圃場はどうしようか…
雑草だらけの耕作放棄地のようになっていますが、よ~く近づいてみるとちゃんと岩津ねぎが植えられているんですよ♪
圃場のコンディションが悪く、岩津ねぎの生育も芳しくなかったので、他の圃場を優先させて手付かずの状態でした
先ずは大きな雑草を草刈機で刈っていきます
できるだけねぎの際の部分まで刈ってから、あとは岩津ねぎの間に繁殖している大きな雑草をひたすら手で抜いて、手鍬で細かい雑草を削り取っていきます
岩津ねぎの雑草というより、雑草の中に岩津ねぎが生えているって感じになってますが…
この殺人的な雑草を片付けていくと、岩津ねぎがちゃんと残ってくれていることに愛おしさを感じます♪










