農業の補助金と助成金の違いとは?


農業を営む上で資金繰りは重要な要素です 大事な資金繰りを助けてくれる仕組みとして 補助金、助成金、融資などが挙げられます 融資と言えば皆さんもご存じですよね 「金融機関がお金を貸してくれる」ことですが 補助金と助成金の違いってご存じですか? 今回は補助金と助成金の違いについてご説明します 補助金と助成金は融資と違って 原則として返済不要です いずれも国や地方公共団体、民間団体から支給されます では、補助金と助成金の大きな違いは 「審査の有無」です 補助金はあらかじめ全体の予算が決まっているので 上限件数も事前に決まっています つまり申請しても審査に通らなければ支給されません 例えば採択の上限が100社のケースであれば 150社の応募があった場合には 100社は採択(審査に通る)されますが 残りの50社は審査に通らず 補助金は支給されません それに対して助成金は支給要件を満たしていれば よほどのことがない限り支給されます 気を付けなければならないのは 補助金も助成金も原則後払い制になっているので 事前に事業に必要な金額を用意しておく必要があります つまり150万円の農業機械を購入するのに 100万円だけ用意して補助金で50万円を支払うことは出来ないのです 先に150万円用意して、採択されたら50万円支給されます また、採択されなかった場合50万円は支給されません 農業を営む上で円滑な資金繰りは重要な欠かせない要素ですが 補助金や助成金は内容が難しく 用意しなければならない書類もいっぱいあります 農業に関する補助金や助成金について できるだけ分かりやすく 皆さんにも活用していただけるよう情報を発信していきます!