全国食の逸品EXPOin東京ビックサイト


皆さんは展示会に出展されたことはありますか? 農産品の販路拡大において 展示会への出展を検討されている生産者の方も多いと思います
全国食の逸品EXPO
全国食の逸品EXPO
今回は2021年10月7日・8日に東京ビックサイトで開催された 全国食の逸品EXPOに出展した時の情報をお伝えします 全国食の逸品EXPOとは 「全国の地域性豊かな食材・飲料を首都圏へ販路拡大 外食・中食・小売バイヤーへアプローチできる商談と学びの展示会」 というテーマのもとに数多くの出展者と来場者が集います 因みに来場者や出展者は 出展対象 全国の農業、漁業、畜産業、食料・飲料製造業及び食品・飲料を取り扱う企業またはその企業を取りまとめる自治団体 来場対象 小売業界(スーパーマーケット・総合スーパー・コンビニエンスストア・ネットスーパー、通販、ホームセンター、ドラッグストア、百貨店、生協、専門店) 中食業界(スーパーマーケット・総合スーパー・コンビニエンスストア・百貨店のデリカ部門、テイクアウト専門店、弁当店・惣菜店、デリバリーなど商品開発・販売に関する方々) 外食業界(レストラン、日本料理店・料亭・割烹、居酒屋・焼肉・バー・バル、ラーメン店・中華料理店、そば・うどん店、パスタ・イタリア料理店、カフェ・喫茶店、ファストフード店、コントラクトフード、その他飲食店) 宿泊業界(シティホテル、ビジネスホテル、リゾートホテル、旅館、温浴施設、ペンション、民宿等) 卸売・問屋・商社(総合食品卸、酒類卸、業務用食品卸、総合商社、専門商社等) 農産品生産者の皆さんは 日々販路を広げたいと取り組んでいらっしゃると思いますが 皆さんが取引したいと思う業界は来場対象に入っていますか? 展示会に出展するうえで大事なポイントの一つは 自分たちが作った農産品を 「誰に届けたいのか?」というイメージを明確にすることです 例えば私たちは岩津ねぎを生産していますが 岩津ねぎの出荷期間は11月23日から3月20日までの4か月間です 出荷できる期間と数量が限られているので 一般的な白ねぎと差別化を図らなければ利益を出すことができません 4か月間で1年間の利益を稼がなければならないんです そこで私たちが考えたのは以下の2点です ①少々高くてもこだわりの食材を手に入れたい ②生産過程で発生する規格外品を捌きたい ①については、百貨店や高質スーパーの店頭に農産品が並べば ターゲットに届くのではないだろうか? ②については、規格外品を業務用岩津ねぎとして お惣菜や飲食店のメニューに出してもらうことで 地域ブランド食材としての認知度向上につながるのでは? 結果的には製品として出荷できる農産品は百貨店や高質スーパーとのお取引きにつながり 規格外品は高質スーパーのデリカ部門とのお取引き そして飲食店のメニュー掲載にもつなげることができました 私達は現在、4月から10月までの 岩津ねぎを出荷できない期間の収益確保のために 農産物の加工品の販売にも取り組んでいます 加工品の開発は非常に大変ですが 展示会会場においては大きな武器になることもあります ※加工品の取り組みについては別途ご紹介させていただきますね 展示会は出展することがゴールではありません 自分たちが大切に育てた農産品を 誰にお届けしたいのか? 出口をしっかり定めて参加することで 大きな結果につなげることができますよ!
全国食の逸品EXPO
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